海外のお部屋はなぜ素敵なのか??「ザ・日本のマンション」はここがダサい!
2017/07/06
※『築35年の古めのマンションをおしゃれ海外アトリエ風にDIY計画』実施中です!!前回の記事はこちら→アトリエ移転計画!築35年の賃貸マンションをDIY 〜DIY前の現状〜
理想は海外インテリアブログのお部屋
DIYで自宅を改造しました!というのは結構ブログとかでも最近よく見かけますね。
やる前にイメージを固めようといろいろと見てるんですが、個人的にどんぴしゃ!なおうちって日本のものだとなかなかないんです。
だいたいDIYやってる方のおうちってナチュラル系とかシャビーシック系が多くて、それはそれでかわいくて素敵なんですが、私の今の気分はちょっと違くて。ちょっと表現しにくいんですが、海外のインテリアブログや雑誌に載ってるようなのが理想の空間なのです。
たとえばこんなかんじ。
素敵すぎます。うっとりする…
大胆な色使いでカラフル、ゴージャス感がありつつやりすぎてなくて、ちょっとゴテっとした変な置物とか装飾があったり個性的で、ひとつのスタイルに捕われない自由なミックススタイル。こんな空間作ってみたい!!そういう場所で仕事したい!!
ということで、目指すはこんな海外インテリア。
こういうイメージにするにはどうしたらいいか?とめちゃめちゃいろんな写真なんかを見て考えました。
そうしたら、置いているインテリアのセンスとかももちろんそうなんですが、何よりおうちそのものの違いが大きいということに気づいたのです。
日本のマンションなどのお部屋の内装はあまりに日本のマンションっぽすぎるんですよね。
ですので、いろいろとモノを置く前に徹底的にお部屋の内装をDIYで改造することにしました。(もちろん元に戻せる範囲で。賃貸ですもん)
古くてザ・日本!な賃貸マンションのお部屋をどうしたら海外風にできるか
元のお部屋はこんな感じの和室を洋室化した典型的日本型賃貸の1DK。これのどのへんを改造するか考えました。
フロアーの素材、色
日本のマンション、特に賃貸はフロアがまずダサい。中途半端な色のフローリングがほとんどです。
海外のおうちを見ると、真っ白の白木の床、ヘリンボーンの床、タイルを敷き詰めた床、などなどものすごく凝ってて個性的なんですよね。床はあまり注目して見ることは少ないですが、目に入ってくる面積が多いのでお部屋の印象を大きく左右します。ということでまずは床を自分好みにいじっていきます。
壁、とその境界
そして壁。壁紙を貼る、ペイントする、というのはもちろんやるつもりなのですが、何よりもこの余計な柱?境界についている木?(なんて呼ぶんだろうこれ)をどうにかしたい。
この茶色い縁取りね。これがいかにも元・和室感を漂わせています。
これを全部ベニヤで覆って、表面に新しい壁を作る予定。
そして更に私の理想とするお部屋の特徴は、この
モールディングね!!これが超大事!
モールディングは壁紙と天井の境界とか窓枠とかに付けるいわゆる装飾、飾りですね。これがあるだけで、ぐっっっっっとお部屋に高級感が出ると思いませんか??
すっきり何もないのもモダンな感じのお部屋とかミッドセンチュリー系とかにするなら素敵なんですが、私の目指すカラフルゴージャス系のミックススタイルには、簡単にゴージャス感をプラスできそうでいい感じ。ついでに天井の茶色い淵も隠せますしね。ちょっと取り付けが大変そうですが頑張ってやっていきます。
更に、
この押し入れを
こういうモールディングで飾った淵を付けて、中に壁紙を貼って…
ってやったらだいぶそれっぽくなる気がしてきました。
すごいぞ、モールディング。まだ使ってないけど、期待大。
モールディングで有名なのはこちらの「みはし」といいうお店です。近々店舗にも潜入予定。
窓枠をつくる
ザ・日本マンションのダサいところ代表がこの窓ですね。
何よりこの黒いアルミサッシ。こいつがほんとーに部屋の雰囲気を庶民的にしてくれています。(まぁ庶民の家なんでしょうがないと言えばそうなんですが…)
ではここで理想のお部屋の窓際に注目。
ほらね!!この格子状の窓枠!これがかなり印象的な窓辺にしていることがおわかりでしょうか??
この部分がアルミサッシむき出しだったら…絶対こうはならないですよね。
そもそもの天井の高さとか窓の大きさも違うのですが、そこはどうしようもないので、とにかく窓枠をどうにかしたい。
ホームセンターに売っている木材で窓枠をDIYして窓にはめ込んで設置するという方法があるようなので、こちらを試してみます。
それと、カーテンの位置。だいたい日本の窓にはすぐ上にカーテンレールがついていてそこに取り付けるようになってますよね。これを天井近くの位置にし、カーテンレールをよくあるアルミのツーレーンのものでなく金属の棒みたいなの(カーテンクリップとか使ってかけるやつ)に変えるとかなりイメージが変わりそう。
海外のお部屋は窓枠がある代わりにカーテンのないものも多いですね。カーテンはおまけ程度で窓そのものをおしゃれにするのがやっぱり第一っぽいです。
ドアとドアノブ
最後にこれが一番大変そうなんですが、このいかにもなユニットバスのドア。そして引き戸。これをどげんかせなあかん。
さすがにドアそのものは替えられないのですが、表面にベニヤを貼ってそれをいろいろする、ドアノブを交換する、なんかのやり方でどうにかならないか考えています。
理想のドアは
こんな感じのなんですけど、うーーんこれは大変そうだなぁ。。。
なんとかやり方がないかのんびり考えます。
引き戸の方はサイズを全く同じにしてDIYで作る、というのもありなのかなと思ったり。しばらくはドアを外しておいて枠だけモールディングでカバーして素敵にするというのが現実的かも。
その他トイレ、キッチン、スイッチカバー、などなど
あとは細々した設備ですね。トイレの便座を木製のモノに取り替えて、床にクッションフロアを敷いて、壁紙を貼って、トイレットペーパーホルダーやタオルかけを交換して、(ネジで簡単に外れるので同じサイズのモノなら取り付け可能なはず)、キッチンをベニヤを駆使して扉を変えたり取っ手を変えたり銀の部分を(板を貼った上に)タイルにしたり…
スイッチカバーの交換はドライバーでちょっといじると外せるので簡単にできる。これも素敵なものにする予定。
他にもいろいろありそうですが…全部やるのは大変だけど面白そうです。
部屋の主役はインテリアにあらず。素敵な部屋は細部の内装から。
お部屋のコーディネートというと、インテリアを何を置くか?から考えてしまいがちですが、こうやって見て行くと何を置くかより、どんなところに置くかが大事なんだなと思いました。
何事も下地がちゃんとしていないと素敵なものも素敵に見えないということですね。
『神は細部に宿る』ミース・ファン・デル・ローエ
モノを作る仕事をしていることもあり、作業中によくこの言葉を思い出すのですが、これも建築デザイナーの言葉ですね。家の美しさは決めるのは細部へのこだわりということです。
少し時間もかかりそうですが、久しぶりにワクワク楽しい創作の時間になりそうなので、じっくりやっていきます。
進捗具合を更新していこうと思うのでよろしければお付き合いくださいませ。
それでは、早でした!
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