『人生がときめく片付けの魔法』を読んで本の通りに片付けをした結果
2022/08/11
アトリエを自宅の一室から外に移すことになり、引越しの前に片付けをしよう!と決めました。
ずっとずっと片付けたいなと思いながら、仕事やら何やらでなかなか手をつけられなかったので良い機会。
「世界で最も影響力のある100人」こんまりさんの片付け本
もはや私が紹介するまでもないですが、片付けるにあたり参考にしたのは、「人生がときめく片付けの魔法」という本です。
最近「世界で最も影響力のある100人」に著者のこんまりさんが選ばれましたね。
人生のほとんど全てを片付けに費やしている片付けのヘンタイを自称する彼女がたどり着いた「片付けのやり方」が書いてあります。
最初の著書は以前から持っていて一度片付け祭りをしようとしたのですが、洋服だけやって挫折してしまい家中全てを完璧に片付けるところまでいけませんでした。今回は絶対に最後まで完璧に片付けて、リバウンド率0という彼女の言葉を信じてやってみようと思い、気合いを入れるために2冊目の本も購入して片付けを始めました。
「片付けの魔法」は単なるノウハウ本にあらず。
この本のすごいところは、「片付け」をすることで自分を、人生を変えることができるのかも?というワクワク感を与えてくれるところ。単なる片付けノウハウ本ではなく、自己啓発本の域に達しています。読んでいると、もう片付けたくて片付けたくてしょうがなくなるのです。
小さいころから、私はどちらかというと片付けは苦手、というかほとんど出来ない部類に入っていると思います。実家にいたとき何度片付けなさいと母に怒られたか分かりません。結婚して引っ越してから、いくらかマシになったとは言え、少し忙しいだけで気がつくと家にモノが溢れてぐちゃぐちゃの状態に…。時間が経つとひどくなる一方で、日々増え続けるモノ・もの・物!!家の中に置いておくと不快な「明らかなゴミ」を捨てるだけでいっぱいいっぱいで、整然と片付いたお家なんて夢のまた夢、という有様でした。
”片付けられない人でも、完璧に片付けをやり遂げれば二度とリバウンドしない”とこんまりさんは言っています。
こんな私でも、一度完璧に片付いた状態まで片付けをする「片付け祭り」を完了させたら、もしかしたら片付けられる人になれるかもしれない…!
そんな期待と、本当にそんな風になるの?という疑いと半々くらいでしたが、いっちょやってみるかと。
まだ今の家に引っ越して2年、引っ越すときにもだいぶ断捨離をしたのですさまじく汚い…というほどではないものの、ごちゃごちゃしてました。
こちらがアトリエとして使っている部屋。リビングとつながっています。
これは比較的きれいな状態…。ここを整理して引越しやすくするのも今回の目的。
全体的にこまごましたものが多いですね。 もっとすっきりしたおうちにしたい…。
ということで3日ほど仕事を休憩して、片付け祭りスタート!
一気に、短期に、完璧に、まずは「捨てる」を終わらせる
「片付けの魔法」の片付け方法の一番のポイントは、ものの捨て方。
ものをカテゴリーごとに一カ所に集め、ひとつひとつ触って”ときめくかどうか”で残すものを決める、というものです。
ときめくものだけ残して、ときめかないものはもったいないと思ってもまだ使えるかもしれなくてもとにかく手放す。そうすることで劇的に物の量が少なくなり、自分の持ち物を全部把握できるようになります。
捨てる順番も重要で、まず洋服→本類→書類→小物→思い出品というのを忠実に守ります。
1年くらい前に一度洋服だけ「ときめきチェック」をしたのでだいぶ少なかったはずなんですが、今回やったらその時はときめいていたけど今はもうときめかない、という服がたくさん発生しました。
家のモノ全てのときめきチェックをし終わったら、”ときめかなくなったもの”とのお別れタイミングももっときちんと判断出来るようになるそうなので、こういう「いつのまにか溜まってしまうモノ」というのがなくなり散らからなくなるとか。
そして一日目に出たゴミの量がこれです。ひえーー。
まだほとんどクローゼットだけですよ??どんだけいらないものに囲まれていたんだろう。
途中はこの状態。必ず全部のモノを一回出して一つの場所に集めるのが大事。これは本類をチェック中。
そして二日目に出たゴミはこちら。このあとリビングとキッチンの分も合わせて全部で45Lのゴミ袋20袋分くらい出ました。
でも少ない人で40袋は出るのが普通らしいので、私はだいぶ少ない方みたいです。一度途中までやってたしね。今回は完全に、一つもチェックしていないモノがない状態まで完璧に捨てるを終わらせることができました。やったー!
途中果てしなくて疲れてきますが、最後までやりきるととんでもない達成感を味わえます。
何より、自分が気持ち良いと思えるモノしかない空間というのは気分がいいもんです。
収納は最後にピタリと決まる!
そして全部のものを捨てきったあとに、残ったもの一つ残らず置き場所を決めて行きます。
確かにいままでこれができていなくて、なんとなく増えてなんとなく置き場所も決まってなくてそのへんにポイッとされているモノが増えて行くのが散らかってしまう原因だったように思います。
戻す場所が決まっていれば、使ったらあとは元に戻すだけだから迷わなくていい。
しかもモノが劇的に減っているから今まで入らないと思っていたモノまできれいに収納出来てしまいました。
片付け祭り終了後のお部屋
アトリエ部屋。棚にある荷物や真ん中の机、マネキンなどはほとんど新アトリエに移動するので、すっからかんになる予定。
こう見るとまだモノがたくさんある気がしますが仕事で必要なモノばかりなので良し。
そしてリビング。お布団しきっぱなしなのであんまりきれいになった感ないですけど笑 このお布団もなくなればかなりすっきりするはず!
そして!!
何よりすごい変化なのがこのクローゼット!!
どうですこの美しさ!!
Before画像は撮り忘れてしまいましたが、まぁ見せられたもんではなかったわけですよ。それがこうなる。
クローゼットの収納はときめく要素をつめこんで!というアドバイス通り、ときめくけど使い道がなかったものたちを総動員しました。奥の壁には端切れのライムイエローの布を貼り、柄に一目惚れしたものの使ってなかったテーブルクロスや、すっごく気に入ってたけどキャスターが壊れてしまったトランク、なんとなく買ったカゴのケース、アンティークっぽいテーブルランプ、イギリスで買ったまましまってたゴールドの壁掛けフック、ミニトルソーのアクセサリーかけなどなど…
気に入ってたけどうまく使えていなかったモノが、まるでパズルをはめるようにピッタリとクローゼットに収まりました!!!
これにはちょっと感動。
本当にリバウンドしないのか??
さて、完璧に祭りの片付けを終わらせて、何より気分爽快、めちゃくちゃ達成感があります。
「人生がときめく片付けの魔法」なんて大げさな…
って思ってましたけど、やってみるとそれも納得。
いままで私は自分を片付けられない人だと思っていました。
ちょっと片付けても、どうせしばらくしたら元の散らかった部屋に戻っちゃうんでしょ、と思うとやる気も続かず。
でもそれって、何より自分がそう思って諦めているから片付けられないだけだったんですよね。
”そもそも、部屋が自然に散らかることはありません。住んでいる自分が部屋を散らかしているのです。”
”一度完璧に片付いた状態を劇的に体験すると、以前の散らかった状態にもはや戻れなくなります。もちろん、この本を読んでいるあなたも、です。”
「人生がときめく片付けの魔法」近藤麻理恵
つまり、自分でも片付けられる!!
もう、元には絶対戻らない!!
そう自分自身で信じることができるかどうかが何より大切なんですよね。
これが、一度全部のモノと向き合い、完璧に片付けを終わらせると、「私にもできた!」という自信につながり、そこで意識ががらっと変わるのだ、と私はやってみて思いました。
とりあえず現時点では、すっきりとした我が家を更なるときめき空間にすべく、ずっとやりたかったこと、お気に入りのインテリアを置くとか、壁に素敵なアートを飾るとか、そういうことができるようにきれいな状態を維持して行きたいと思っています。
果たして続くのかどうかは…
お楽しみに。
しばらく経ったらまたその後の状態を更新しまーす!
片付けが苦手だけど、片付けたい!いつもきれいなお家で過ごしたい!素敵なときめくものだけに囲まれた生活がしたい!
そんなあなたには、モチベーションを上げるためにも手元に置いておくことをおすすめします。
読んでるとすっごい片付けたくなりますよ。
ではでは、早でした。
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